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色の面積効果
思っていた色と違ったという失敗の大きな理由の一つが、面積効果です。面積効果とは、色の錯覚の一種です。カタログ・通信販売で、実際に品物が届いてみたら、商品選びの際に見たカタログやサイトに表示されていた色見本と全然違っていた、ということはないでしょうか。全く同じ色であっても、小さな面積で見た場合と大きな面積で見た場合とで、見え方が異なってきます。これを色の面積効果と言います。
AとBを見比べてみて同じ色でもAの小さい四角の方が濃く暗い色に見えませんか?
明るい色は、面積が広くなるほど明るく鮮やかに見えます。また暗い色は、面積が広くなるほど暗くくすんで見えるものです。これが、色の面積効果です。外壁はとても面積が広いので、サンプルカタログから色を選ぶ際、色の面積効果によって仕上がりのイメージが異なることを念頭に置いておくことが大切になります。